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更新日時:2025.10.27
カテゴリー:blog

システム開発会社選びチェックリスト:名古屋で失敗しない発注の質問24

1.はじめに

システム開発会社選びチェックリスト:名古屋で失敗しない発注の質問24

見積と実績だけでは、良い発注先は見抜けません。
名古屋・愛知の企業で“後悔しない選定”ができているところは、最初の打合せで成果物の所在検収の約束、そして移行と運用の泥臭さまで確認しています。

ここでは、商談の場でそのまま使える24の質問を、読み物として整理しました。答えの良し悪しよりも、具体性と即答性に注目してみてください。

2. 成果物と情報の所在(まず“どこに何が残るか”)

GitのURL、設計・試験の格納先、アクセス権の範囲まで即答できるか。情報の所在=あなたの資産です。

最終納品物の目録(コード、構成図、環境変数、アカウント)を事前提示できる会社は、後で揉めません。

アプリ/インフラ/操作ログの保持期間・検索方法・アラート閾値まで言えるかを確認します。

3. PoCと技術の見極め(重い所を“先に”小さく)

本番直前では遅い。スプリント0〜1で小さく実証できる会社が安全です。

ピークトラフィック、帳票1枚の生成時間、API応答など数値で語れるか。

権限設計・鍵の管理・バックアップ/復旧の初期値を聞きます。最初の設定が後々のコストを決めます。

流行ではなく内製/運用の現実に即した説明があるかを見ます。

4. データ移行と定着(“現実の泥”にいつ触るか)

Excelや既存DBの実データで早期に現実と接触できるかが成否を分けます。

移行責任の切り分けを明確に。辞書作成・突合ルールまで含めて提案できるか。

A4・1ページ・必須項目のみでV1発行→V2で体裁拡張。完コピ沼を避ける姿勢があるか。

1〜2スプリントの使って直す期間を計画に入れているかを確認します。

5. 契約・検収・体制(“約束の文章化”ができるか)

画面・帳票・連携・性能・ログ・ドキュメントのチェック項目が揃うか。

A(今回)/B(次期)/C(当面やらない)を記録し続ける仕組みがあるか。

要件の確度に応じて契約形態を切り替える柔軟性と、検収条件の明確さを確認します。

PM/設計/実装/QA/インフラの名前と稼働割合。属人リスクを見極めます。

工数×単価+予備費10〜15%をどう使うか(PoC・リスク対策)まで説明できるか。

6.運用・保守とSLA:Service Level Agreement(“止めない日常”を設計できるか)

受付→初動(何分)→暫定回復→恒久対策のタイムラインを聞きます。

監視項目、バックアップ世代、リストア訓練の実績があるか。

チケット単位での見積と、影響範囲の説明が迅速かどうか。

CI/CD、ロールバック、メンテ時間の案内など運用の型をチェックします。

7.コミュニケーションと継続改善(“人が回る仕組み”)

意思決定者が週1回30〜60分で席に着ける運用を前提にしているか。

テンキー最適化、貼り付け、バーコードなど摩擦の少なさをKPI化できるか。

処理時間、未請求、棚卸差異、入金LTなど月次で追える数字を合意できるか。

FAQ、運用手順、障害対応記録を一元化し、引き継げる形で残す仕組みがあるか。

8.どう使うか:答えより“具体性”を見る

計画時のシステム開発会社選びチェックリスト

この24問は正解探しではなく、具体の有無を見るものです。

URL、数値、期日、担当名が出てくる回答は信頼できます。

逆に、抽象論や美辞麗句が続く場合は、実務の裏付けが弱い可能性があります。

迷った時は、重い機能の早期PoC(PDF/連携/バーコード)と、移行の役割分担の2点で比較してみてください。

名古屋の案件では、この2点の差が最終コストとスケジュールに直結します。

9.次の一歩

まずは無料相談でお気軽にご相談ください

#スクラッチ開発 #システム開発 #DX

水谷友彦

この記事を書いた人

株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦

中小企業の業務効率化を
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