AIがシステム開発する時代はすぐそこ?
あと何年待てば安く自社専用システムが入手できるのか

1.すでに始まっている「AIによるプログラミング」
ここ数年、ChatGPTやGitHub Copilotといった生成AIの進化により、人間が細かくコードを書く作業は急速に減りつつあります。
フォーム作成やデータ登録処理といった定型的なプログラムは、AIに数行の指示を出すだけで自動生成できるようになっています。
この流れは「AIがシステムをつくる時代」の入口と言ってよいでしょう。
2. それでも人間が必要な領域
一方で、要件定義・業務フローの設計・セキュリティや法令順守の確認は、AIだけでは担えません。
例えば「この会社の業務にとって本当に必要な機能は何か」を整理する作業や、法律に即したデータ管理ルールなどは、依然として人間の専門家が欠かせます。
つまり「完全自動化」はまだ先で、しばらくはAIを使いこなせるエンジニアやコンサルタントの需要が続くと考えられます。
3. 価格が大きく下がるタイミングは?(予想)
では、中小企業が「安く自社専用システム」を導入できるのはいつ頃なのでしょうか。目安としては以下のように考えられます。
- 3〜5年以内
AI+ノーコードで小規模な業務アプリ(勤怠管理や予約システム等)は、従来の1/3〜1/5程度のコストで構築可能に。 - 5〜10年後
大規模な基幹システムでもAI活用が標準化し、開発費用は現在より大幅に低下。
ただしセキュリティや監査対応に専門家コストが残るため「ゼロ円に近づく」というより「高品質を低コストで入手できる時代」になる。 - 10年以上先
AIが設計から運用まで自律的に担える可能性も。ただし最終判断や責任は人間に残るため、完全無料や完全放任は現実的ではない。
4. エンジニア不足は解消されるのか?

「エンジニア不足」が叫ばれていますが、実際には単純なコーディング人材の不足はAIで解消されるでしょう。
ただし今後不足するのは、
- AIに正しく指示を出せる人
- 業務要件を整理できる人
- セキュリティや法令に精通する人
といった AI時代の新しい専門家 です。
AI到来によって仕事が奪われる、AIによってどんな人でも専門家並みの知識が簡単に手に入ると言って騒がれた時代もありましたが、
いざAI時代に突入すると、AIを活用できるのに活用しない人が多く存在する一方で、賢い人を中心にAIを益々活用するようになり2極化がより鮮明になったのが実情です。
情報収集能力(情報戦)が重要なのは変わりありませんが、最近ではAI活用力にスキルがシフトしていっていることは明らかです。
5.まとめ:待つより「使い始める」方が得策
結論として、安く自社専用システムを入手できる時代は5〜10年以内に確実に到来すると考えられます。
しかし、「あと数年待てば劇的に安くなる」と先延ばしするよりも、現時点でAIやノーコードを活用した小さな導入から始める方が競争力につながる可能性が高いでしょう。
AIが開発する時代はすぐそこにあります。企業がすべきことは「待つこと」ではなく「試すこと」です。
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この記事を書いた人
株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦
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