更新日時:2025.08.22
カテゴリー:blog
中小企業がDXを進めるならスクラッチ開発?それともパッケージ?

1.はじめに
DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれる中、多くの中小企業が「システム導入」に踏み出そうとしています。
しかし、必ず直面するのが 「スクラッチ開発で独自システムを作るべきか? それとも既存のパッケージを導入すべきか?」 という問題です。
本記事では、それぞれの特徴・メリット・デメリットを整理し、中小企業がDXを進める際の判断基準を解説します。
2. スクラッチ開発とは?
ゼロから自社の業務に合わせて設計・開発する方式です。
メリット
- 自社の業務フローに完全フィット
- 独自性のある仕組みを武器にできる
- 成長や業務変化に合わせて柔軟に拡張可能
デメリット
- 初期費用が高額になりやすい(数百〜数千万円)
- 開発期間が長い(数ヶ月〜1年以上)
- 要件定義を誤ると失敗リスクが大きい
3. パッケージシステムとは?
既製のシステム(会計ソフト、販売管理、CRMなど)を導入して使う方式です。
メリット
- 初期費用が安く、すぐ導入できる
- 業界標準の機能が揃っている
- 保守・アップデートをベンダーが対応してくれる
デメリット
- 自社の業務フローに合わない場合が多い
- カスタマイズすると結局高額化
- 他システムとの連携が難しいこともある
4. どちらを選ぶべきか?判断のポイント

1. 業務の独自性が高いか?
- 独自フローが強み → スクラッチ
- 標準業務に近い → パッケージ
2. 導入スピードを優先するか?
- 早く効果を出したい → パッケージ
- 長期的な効率化を重視 → スクラッチ
3. 予算規模はどの程度か?
- 数十万〜数百万 → パッケージ
- 数百万〜数千万も投資可能 → スクラッチ
5.ハイブリッド型という選択肢

最近では、「パッケージ+スクラッチ開発」 を組み合わせる企業も増えています。
- 基幹部分はパッケージで効率よく導入
- 足りない部分や独自性の高い業務はスクラッチで補う
- APIやRPAで連携させ、全体最適を図る
6.まとめ
中小企業がDXを進める際には、
- 標準的な業務 → パッケージ
- 競争力の源泉となる業務 → スクラッチ
- 全体をつなぐ仕組み → APIやRPAでハイブリッド
という整理が現実的です。
大切なのは「どちらか一方」ではなく、自社の強みや業務特性に応じて柔軟に選ぶこと。
無理に全面スクラッチや全面パッケージにこだわらず、段階的に最適化していくことがDX成功の鍵です。
#スクラッチ開発 #オーダーメイドシステム #DX

この記事を書いた人
株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦
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