【業務システム開発の新常識】いまや「業務システム=Webシステム」が主流に!その理由と向かないケースとは?

1.はじめに
近年、業務システムの開発においてWebシステムでの構築が主流となってきています。これまでExcelやAccess、Windowsアプリケーションで対応していた業務も、今ではブラウザ上で動作するWebシステムへと移行する流れが急速に進んでいます。
なぜWebシステムが選ばれるのか?そして、すべての業務に向いているのか?この記事では、Webシステム開発が主流となった理由と、向かないケースについてもあわせて解説します。

2. なぜ「Webシステム」が業務システムの主流になったのか?
2-1. どこからでも使える柔軟性
Webシステムはインターネット経由で利用できるため、会社・自宅・出張先・工場・店舗など、場所を問わず業務が可能になります。テレワークや現場作業の多い業種では特に大きなメリットです。
2-2. 複数拠点や部門での同時利用が簡単
サーバー上のデータをリアルタイムに共有できるので、営業・製造・管理部門など複数の部署や支店で同時に利用可能。全社的な情報一元化が進みます。
2-3. 導入・保守が楽になる
Webシステムはブラウザで動作するため、インストールが不要。アップデートも一括で反映でき、PCごとの更新作業やトラブル対応の手間が激減します。
2-4. クラウド連携や外部サービスとの接続が容易
会計システム、チャットツール、Googleカレンダーなど、**外部サービスとの連携(API連携)**もWebならスムーズ。自動化や分析の精度が一気に高まります。
2-5. モバイル・スマホ対応も可能
スマホやタブレットに対応したUIを設計すれば、現場からの写真付き報告やリアルタイム進捗確認も可能になります。
3. VS.デスクトップ型(Excel/Access/.NET)との比較
比較項目 | Webシステム | デスクトップ型システム |
---|---|---|
導入コスト | 中〜高(サーバー構築が必要) | 低〜中(.NETは中〜高) |
保守性 | 高(サーバー側で一括対応) | 低(各PCに個別対応) |
拡張性 | 高(クラウド/API対応) | 低(ローカル環境に依存) |
利用場所 | どこでもOK(インターネット) | 社内限定が多い |
UIの自由度 | 高(スマホ対応も可) | 低(Windowsベースに制限) |
4. ただし、Webシステムが「万能」ではない

すべての業務にWebシステムが最適とは限りません。以下のようなケースでは、別の方式も検討すべきです。
4-1. オフライン前提の業務
ネットワークが不安定な工場や地下現場など、通信が難しい環境ではWebシステムは不向き。ローカルアプリでの対応が適しています。
4-2. ハードウェア連携が必要なシステム
製造装置・検査機・計測器など、専用機器との厳密なリアルタイム連携が必要な場合は、PCにインストールするWindowsアプリケーションのほうが安定性に優れます。
(数秒のラグは問題ない場合エッジコンピューターやロガーなどを挟むことで容易に解決可能)
4-3. 高負荷な処理や画像描画が多い業務
3D CAD、動画処理、ゲーム開発のように高度な処理能力やGPU描画が求められるシステムでは、Webよりネイティブアプリの方が性能的に有利です。
5.最適な選択は「使う人と環境」で変わる

業務システムの開発では、単に「Webが流行っているから」ではなく、
- どんな人が
- どこで
- 何を
- どの頻度で使うのか
といった業務フローや環境に合わせて最適な手段を選ぶことが重要です。
実際には、「基本機能はWeb」「一部業務だけローカルアプリ」など、ハイブリッド構成を採用する企業も増えています。
6.まとめ:Webシステムで業務効率と柔軟性を最大化しよう
Webシステムは、業務システムの主流として十分な理由があります。導入・拡張・保守のしやすさ、クラウド連携、場所にとらわれない利便性など、DXを進めるうえで大きな武器になります。
ただし、業務の特性や制約に応じて、他の選択肢と比較検討することも重要。そのうえでWebシステムを正しく導入すれば、業務の効率化・見える化・顧客対応力の向上に大きく貢献してくれるはずです。
「自社の業務はWebシステムで効率化できる?」という疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。業種・業務内容に応じた最適な構成をご提案します。
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この記事を書いた人
株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦
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