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更新日時:2024.11.18
カテゴリー:blog

WindowsシステムとWebシステムの違いを徹底解説!

オーダーメイドシステムはwindowsシステム、Webシステム

1.はじめに

ITシステムを導入する際、「Windowsシステム」と「Webシステム」という言葉を耳にすることが多いですよね。
この2つは、どちらも現代の業務や生活に欠かせない技術ですが、それぞれの役割や特性、利用シーンには大きな違いがあります。

この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、どのような場面でどちらを選べばよいかを解説します。

2. Windowsシステムとは?

Windowsシステムとは、Microsoftが開発したWindows OS(オペレーティングシステム)上で動作するシステムを指します。
パソコンやサーバーにインストールして利用することが一般的で、ローカル環境での操作を中心とします。
(サーバーを社内に置かずクラウドやVPSを利用する方法が主流になりつつあります)

特徴

  • 動作環境: Windows OSがインストールされたPCやサーバーで利用。
  • インストール: アプリケーションのセットアップが必要。
  • 開発技術: 主にC#やC++、.NET Frameworkなど。

具体例

  • 業務用アプリ: 弥生会計(PCインストールタイプ)、Microsoft Office
  • 専門システム: 医療用画像処理ソフト、ビデオ編集ソフト(PCインストールタイプ)
  • オフラインゲーム: Windows専用のPCゲームなど

メリット

  • 高いパフォーマンスを発揮し、ハードウェアに最適化しやすい。
  • セキュリティ対策がデバイス単位で行いやすい。

デメリット

  • Windows OSに依存するため、
    他のOS(Macやアンドロイド、Linux)では動作しない場合がある。
  • インストールや更新が手間になることがある。

3.Webシステムとは?

Webシステムとは、インターネットを介して利用できるシステムのことです。Webブラウザさえあれば動作し、OSやデバイスに依存せず利用できるのが大きな特徴です。

特徴

  • 動作環境: インターネット接続があれば利用可能。Windows、Mac、スマートフォンなど幅広いデバイスに対応。
  • インストール: 不要(Webブラウザからアクセス)。
  • 利用シーン: クラウド上での業務やデータ共有。
  • 開発技術: HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Pythonなど。

具体例

  • クラウドサービス: Gmail、Google Drive、Dropbox
  • 業務管理ツール: Salesforce、Slack、freee
  • ECサイト: Amazon、楽天市場

メリット

  • クロスプラットフォーム対応で、どのOSやデバイスでも利用可能。
  • インターネット経由でアクセスするため、場所を選ばない。
  • ソフトウェアの更新がサーバー側で行われるため、ユーザー側の手間が少ない。

デメリット

  • インターネット接続が必須のため、接続がない環境では利用不可。
  • セキュリティ対策を慎重に行う必要がある(サーバーや通信の暗号化など)。

4.WindowsシステムとWebシステムの違いを比較

オーダーメイドシステムでWindowsシステム VS Webシステム
項目WindowsシステムWebシステム
動作環境Windows OSWebブラウザ
(OSやデバイスを問わない)
アクセス方法ローカル環境インターネット経由
インストール有無必要不要
利用シーンオフライン環境、
専用ハードウェアでの利用
クラウド環境、リモート作業
開発技術.NET、C++、C#HTML、CSS、JavaScriptなど
セキュリティデバイス単位での対策だが
レンタルサーバー利用の場合、
サーバーや通信経路の対策が必要
サーバーや通信経路の対策が必要

5.どちらを選ぶべきか?

選択肢は利用目的や環境に応じて変わります。

Windowsシステムを選ぶ場合

  • 高いパフォーマンスが必要な業務(例: 大量のデータ処理や複雑な計算)。
  • ネット接続が不安定な環境や、ローカル専用のセキュリティが求められる場合。

Webシステムを選ぶ場合

  • ユーザーが異なるデバイスや場所で利用する場合。
  • チーム全体でリアルタイムにデータを共有・管理する必要がある場合。

6.まとめ

Windowsシステム VS Webシステムメリットデメリット

WindowsシステムとWebシステムは、それぞれ得意分野が異なります。
どちらを選ぶべきかは、「業務の内容」「利用環境」「必要な柔軟性」などを考慮して決定することが重要です。

Windowsシステムは膨大な情報処理が必要な場合は高いパフォーマンスを発揮します。

WebシステムはOS環境に関係なしに動作するため、
様々な場所で様々なデバイスを使用しての
リアルタイムにデータ共有する使い方に優れています。

自社のニーズを明確にしたうえで、最適なシステムを選定しましょう!

#DX #windowsシステム #webシステム #オーダーメイドシステム

水谷友彦

この記事を書いた人

株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦

中小企業の業務効率化を
デジタル戦略でサポート

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